薬品作用学

研究室紹介

薬品作用学研究室のホームページこのリンクは別ウィンドウで開きます
※リンク先のページは薬品作用学研究室の責任において作成されています。

研究室の概要

顔写真新谷 紀人 教授

薬品作用学/薬理学は、薬と生体の相互作用を調べる学問分野です。当研究室では特に生体がもつ“遺伝子”を新薬の候補とみなし、遺伝子と生体の関わりを調べています。様々な改変手法により、その遺伝子がどのように創薬に結びつくか、どのような生理病態に関わるか、遺伝子、細胞、組織、個体レベルで解析をしています。これらを通じ、パーキンソン病や統合失調症などの神経精神疾患、がんや糖尿病などの慢性炎症疾患の克服に繋がる科学研究の推進と新技術の開発を目的としています。

研究においてポイントとなる単語?言葉

神経精神疾患、慢性炎症疾患、オミクス解析、疾患モデル動物、ミトコンドリア

教育の内容

講義や演習では、薬理学を生命科学や医学?薬学の研究、高度医療薬剤師の業務の共通言語として活用いただけるよう、薬の発見の歴史や薬に関する最新の事例紹介を併せ、基礎的な学問という視点で入念に教授します。また実習等では、薬理学が得意とする個体丸ごとの実験?研究を主たる題材にし、新たな課題を見つけ解決目標として具体化する能力、戦略的な解決方策を考案し限られた時間で完墜する能力、粘り強く課題に立ち向かい獲得した成果を効果的に解釈?発信できる能力、を養成します。

研究の内容

当研究室では近年注目されている細胞小器官「ミトコンドリア」に注目した基礎研究を進めており、上述の疾患(全てミトコンドリアが関わるとされています)に関しても、新たな発症機序や治療法の提案を目標にしています。またそれと共に、これらの研究を加速させる疾患モデルや薬理学ツールの開発も行っています。

  • ミトコンドリアを主題とした生理病態の解明と創薬応用
  • 生命科学における新機軸の創出に資する薬理学ツールの開発
このページの先頭に戻る